魔法つかいになって憧れのアイドルと××

そしてそのまま空高く石田さんの体を持ちあげた。


「石田さんを盾に取るなんて、ズルいよ!」


「なんとでも言えば!?」


アンリが石田さんの体に電流を流すと、意識を失っていた石田さんはうめき声をあげて、微かに目を開けた。







…しまった!!



「な……に?あたし……どうしちゃったの!?」


石田さんにはアンリの姿は見えてないけど、あたしの姿は見えてるんだよね。


しかも……。


「キャーッ!!あたし……なんで浮いて……嫌ぁっ!!高いところ苦手なのっ」


そう言って喚き始めた。


「アンリ!石田さんを離しなさいっ!!」


「トロロ様と引き替えよ。あの方をここまで連れてきて」


そんなこと言われてもっ!


「トロロがどこにいるかあたしも知らないんだってば……いつも肝心なときに、すぐどっか行っちゃうんだもん」