魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「その中途半端な優しさが、余計に相手を苦しめるよ。

もう…戻ることのない関係を夢の中で再現してなんになるの?無意味だよ…」


「…無意味?」


「そうだよ……」


「トロロがそんなこと言うなんて、思わなかった。ひどいよ…。

戻ることのない関係でも…あたしは…また、会いたいよ?」


飼ってたペットのことを思い出し、あたしの涙腺が、またゆるんできた。








「…お願いだから…時間がない」


「トロロのロクデナシ!バカ!アホ!」


あたしが大きな声で叫ぶと、トロロの顔が歪んだ。






「…チッ。やっぱり…見つかった!!」


…えっ!?


珍しくトロロの舌打ちを聞いたかと思うと、空の彼方に小さな黒点が見えた。