魔法つかいになって憧れのアイドルと××

とたんに石田さんは意識を失い、あたしにしなだれかかってきた。


うわっ…重い…。


支えきれずにフらつくと、後ろから誰かがあたしの体を支えてくれた。


えっ、誰!?







振り向くと、赤井くんが立っていた。


「赤井くん…じゃなくて…トロロ?」


「ユナちゃん…早く、ミラクルビームを使って。ダークネスの気が変わらないうちに…」


「今は使えないよ。あたし、約束したんだもん。

…ほら、ダークネスが幸せそうな顔をしてる…」


球体の中で、昔の夢を見ているのか、ダークネスの目玉は閉じられ、穏やかに見えた。