魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「あなたは…どうして、人間界に来たの?」


「わたしか?飼い主の子供がわたしを毎日イジめるから、ある日そいつを、この触手で咬んでしまった…」


ダークネスは触手を震わせると、すぐにそれをしまった。


「そうだったんだ…」


「それで、飼い主を転々としてな…結局は、捨てられた…。

元はといえば、わたしのせいだ……。

できることなら、あの…幸せだったときに、還してほしい…」


…あたしは、なにも言えなくなってしまった。


このダークネスだって、捨てられたりしなければ、こんな風にならなかったかもしれない。


優しいご主人様に飼われて、もしなにもなければ…


今も魔界で幸せに暮らしていたかもしれないのに……。