魔法つかいになって憧れのアイドルと××

思わずニヤけてると、目玉がスライムのように
床に這いつくばり始めた。



「…ダークネス…?あたしをあんな下衆と一緒にするなんて…」


「…え?」


「魔界のエリート、アンリ様の力を思いしらせてあげる」


魔界のエリート?


…へっ?


なにそれっ。






――ビリビリッ!!


目玉の周りに、稲妻がほとばしる。


その稲妻はひとつの球体の中に溜まって、どんどん大きくなっていく。