魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「そうなの…?」


「そ。元々アイドル目指してたわけじゃないし、俺にとっては、そんなことはどーでもいい。

実はさ…先に、もっと違う目標があるんだ」


「違う目標が…?」


あたし、ハヤトは今の最高の地位に満足してるんだと思った。



だって他に比べる人がいないぐらいの、スーパーアイドルなのに、



ハヤトには、これ以上なりたいものがあるの…?






「…前の俺みたく、エネルギーが有り余ってんのに、やりたいことを見つけられないヤツらのために、

夢を見つけるための、養成所を作りたいって思ってる」


「夢を見つけるための…養成所?」