魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「お前の命も、あともう僅か。…この際だから、教えてやろう。

さっきの話に出てきていた少年……アイツは、わたしが元々巣食っていた物体だ」


な……


そんな、そんなことって……。








「な…なにそれ。じゃあ……彼の病気は、あんたのせいで……」


「病はわたしのせいではない。病を理由に、人を恨み、妬み…あの少年は、負の感情にまみれていたよ……。

なのに……コイツに出会い、綺麗な心になろうとしていった……そんなこと、許せるわけがないだろう」


「許せない…って、あんた何様!?まさか……彼が亡くなったのも……」


「そうだ…わたしの力だ」


なんてこと……!