魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「逃げたのはいけないけど……ハヤトが殺したっていうのとは、少し違う気がする」


そう言ったら、ハヤトは力なく首を横に振った。



「いや…。俺のせいだ……。俺、知らなかったんだけどさ…そいつ、持病があって…」



「持病…?」






「それをアイツらがかぎつけてきて……。

そのときに逃げたのもそうだけど、必死にそのことを隠そうとしてた俺って……マジでサイテーだ……」


ハヤトは歯を食いしばると、頭を垂れてうなだれた。