魔法つかいになって憧れのアイドルと××

コクっと頷くと、トロロは明らかにガッカリしてる。


「そうだったんだ……今度こそ、仲間に出会えたって思ったのに…」


「…どうか…したの?」


最初は怖かったのに、だんだん怖くなくなってきた。


だって…


すごく、優しくてキレイな顔をしてるから…。







「僕…迷子なんだ…」


「迷子…?」


「魔法の国に帰る入口がどこか…忘れちゃって…」


「はあ…?」


魔法の国?


なに…それ。