魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「他にも仲間がいたけど…ラリってたし、マトモなのは俺だけだった。

だから……」


そこでハヤトは一呼吸置いた。


さっきから呼吸が苦しそうで、顔も青ざめてきている。


…なんだか、今日スタジオでの状態に似てる。







「…ハヤト、無理しないで?話はまた今度聞くから…今日はもう…」



「いや…聞いて欲しいんだ。そうしないと、俺は……ううっ…」


ハヤトの呼吸が乱れる。


あたしはハヤトの背中を強くさすりながら、顔を覗きこんだ。