魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「けど…今から話すことは、お前には辛いかも…」


「いいよ…話して?」


あたしは…


大丈夫。


ハヤトの全てを受け入れられる。


大きく息を吸い、呼吸を落ちつかせる。







「…毎晩バイク乗りまわして、対抗勢力のヤンキーたちとケンカしたり…毎日適当に過ごしてた。

さっき言ってたみたいに、毎日女をナンパして、遊びまわってた」


イヤッ…。


やっぱり聞きたくないかも…。


思わず耳を塞ぎたくなったけど、


あたしは敢えてハヤトの手をギュッと握った。