「悪霊退散、南無南無南無……」
テレビで聞いたことのあるセリフをとりあえず呟いてると、
イケメンが、あたしにグッと顔を寄せてきた。
「…あれ、おかしいな。トロロだけど。僕のこと…わからない?」
「トロロ?それって、人の名前!?アンタ誰っ?」
「うわ…もしかして、フツーの人間!?」
フツーもフツー、
人間の中でもチョーフツーのあたしですけど?
自分で言うのも、なんだけど…。
テレビで聞いたことのあるセリフをとりあえず呟いてると、
イケメンが、あたしにグッと顔を寄せてきた。
「…あれ、おかしいな。トロロだけど。僕のこと…わからない?」
「トロロ?それって、人の名前!?アンタ誰っ?」
「うわ…もしかして、フツーの人間!?」
フツーもフツー、
人間の中でもチョーフツーのあたしですけど?
自分で言うのも、なんだけど…。


