魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「恩人…?フッ、俺に一番不似合いな言葉だな」


「そんなことないよ!?元気が出ないときに、ハヤトの歌に励まされた。

失敗して落ちこんだときに、ハヤトのドラマをみて癒されたりしたよ!?」


「それって…いちファンとしてだよな」


「そうだけど……」





ハヤトはあたしからそっと体を離し、正面からあたしを見据える。


その、素敵な眼差しにドキドキしてくる。