魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「そう…だな。アイツらは、俺がひた隠しにしてた過去をネタに、俺を脅してきたんだ……。このことは、事務所の人も知らなくて…」


事務所の人も知らない、ハヤトの過去。



あたし…


きっと、どんな過去でも受けいれられる。



大丈夫………。






手を胸にあて、大きく深呼吸をする。



「あたしじゃ力になれないかもだけど……ハヤトの気持ちが軽くなるなら、なんでも話して?


あたし、ハヤトのことが…全部知りたいよ」