魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「あっ……後で、教えてあげるわ。とりあえず、後ろを向いてて」


「了解っ」


ハヤトはやっと納得してくれたみたいで、クルリとあたしに背を向けた。


…よしっ!


「ミ……」





“ミラクル!”って言おうとしたとき、


誰かが突然部屋の中に入ってきた。



――ガチャッ。


突入してくると思ったのか、


男たちは全員、手を頭の上にやり身構えた。