魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「ハヤト、彼女はいないの?」


「彼女?…んー、いるような、いないような……」


「なっ、なにそれ!!!ほ、ほら…昨日とか、彼女とお泊まり……とか、したんじゃないの?」


若干引きつりながら、聞くあたしに。


「したした。けど、特定の女は作んない主義でさ。自称彼女が、いっぱいいる」


「えーーーっ!!!」






トロロの魔法、


やっぱり3割失敗してるーーーっ!!







彼女は彼女でも、


たくさんいる中のひとり……。



あたし……


自称、彼女だったんだ!?