魔法つかいになって憧れのアイドルと××

言うとおりにしなきゃ、ハヤトが危険なめに遭うんだよね。



あたしが無茶したばっかりに……ゴメンね、ハヤト。



捕まったフリをして…あとで魔法を使うしかないよね。



あたしは、ブレスレットを軽く握りしめる。







「おい、早くしろっ!!」


男に急かされ、仕方なく、銃を床に置くためにしゃがんだ。



そしたら……。


「お前、バカだろ。お前が俺を助けなきゃ、誰が助けるんだよ」


えっ…。


腕から血を流してかなり痛いハズのハヤトが、あたしを挑発的な顔で見てる。