「わかった!どこかの……大きな建物の中だ。とてもキレイな…大きな噴水があって、ひとがたくさんいて……」


「え、どこ?」


「さあ?」


トロロは真剣な顔で、そんなボケた解答をしてくる。







「さあって!!!」


「ハヤトの居場所をすぐにあてられたらいいんだけど、ハヤトが今見てるものを映すことができるだけなんだ。

これも僕が未熟なせいだよ。もっと優等生なら……」


トロロがショボンとしてくる。