魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「ふーん…」


もっとなにか言われるかと思ったけど、それだけ言うと、


ハヤトはあたしから視線を外した。






「俺、急ぐから帰るわ。あと、適当にやって」


それだけ言い残し、ハヤトは部屋を出ていった。


ハヤトが立ちさるのを確認したあと、誰も入ってこれないように、


あたしは、部屋のカギを閉めた。



「なんなの!?あんなウソついて。あたし、女優なんか目指してないよ!?」


「いーじゃん。その方が、事務所に出入りしやすいし」


「だからって…」