魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「しばらく中止するみたい。あとはハヤトとの撮影だけだから、

ハヤトが回復するまで、ローズちゃんは控え室にいてね」


「はーい、わかったぁ~!」


今岡さんには控え室にいるように言われたけど、


あんな状態のハヤトを放っておくなんて、できない。


あたしはハヤトの控え室へと急いだ。








「…悪いけど、ひとりにしてくれ」


控え室に着くと、ハヤトがマネージャーらしき人にそう言っていた。


「わかった…なにか必要なときは、すぐに呼んでくれよ?」


わっ!


マネージャーが部屋から出てきたから、あたしは慌てて別の部屋の扉の陰に隠れた。