魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「ユナちゃんがダークバスターになって、ハヤトの体の中から…ダークネスを退治すること……かな」


「あっ、あたしがーっ!?」


なっ、なにそれ!!!


あたしがそんな大役できるわけないし!!!


驚いてるあたしに、トロロは口調を変えずに淡々と話し続ける。






「そしたら…僕も魔法の国に帰れるし……。一石二鳥かな」


一石二鳥って!


「そんなこと……あたし、ムリだよ!魔法だって使えないし、経験もないし、度胸もないし。

なんの取り柄もない、ただの高校生だよ!?」