1限目がおわると、雪希が話しかけて来た。 「だいぶギリギリだったけど、寝坊でもしたの?」 「え、えへへ…」 「もう…で、何ソワソワしてるの?」 「ソワソワ?してる?」 「うん。ずっと。気になって授業集中出来なかったよ(笑) 何があったの?」 ソワソワ…ねえ…。 「あのね、雪希。私 恋したかもしれない。」 「えー?」