私がボーっと動けないでいると、その人は立てないと思ったのか、




「打ち所悪かった?立てる?」




と、手を差しのべてくれた。





「あ、ありがとう…//」




私はぎこちなく返事をして手をとった。多分私、今顔赤いな。




「あ、ヤベ!遅刻する‼走ろう!」




「え!?」




ぐいっと、私の手を掴んで走り出す。




速‼ ついていくの辛‼