超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

ロビー.....

「私、要なんて知りませんからッ!」

「え~...杏樹~」

「何回目ですか!?もう、私は155回を越した所で数えるのはやめちゃいました!」

「え...結構な回数まで数えてたんだ...じゃなくて」

「要なんて、だいだいだいっキライ!」

「ちょっ!?杏樹~」

ザ・シュラバ!

「「「「あ~あ」」」」

って言うか、要先輩、何をやらかしたんだ?

杏樹ちゃんの右頬、赤く腫れてたし、
目に涙が溜まっていた。

「またか...」

「何が?」

「いや、また要が女の所に行って来て、杏樹が、『要を開放しなさい!』だか、なんだか言ったんじゃないの?で、また、ブッ叩かれたってパターンだよ」

また、って...

「ったく...別にあそこまで怒らなくても...」

「「いや、怒るでしょう」」

「.....むしろ、杏樹はよく耐えた方だよ」

「でも、普通、小説とかでは、女は走って逃げてって、男に追いつかれるでしょ!?なのに、あの子、瞬間移動してったよ!?」

「小説とかマジ、どうでもいいだろ。ってか、私のかぁわいい妹を傷つけてんじゃねぇよ、馬要」

うわぁ~...
ピリピリしてるわ~...

でも、私も杏樹ちゃん派だね。

155回を軽く越しているのに、今までよく我慢できたよね。

「はぁ。でも、杏樹が行った場所くらい、軽く分かるだろ。でも、今回はすぐに許してはくれないだろうな。家出するくらいだし」

「「「うんうん」」」

「杏樹が珍しくキレるわね。これは完全に」

「「「うんうん」」」

キレる?
いつものはキレていないのか。

って事はどんだけ、杏樹ちゃんって怖いの!?

「それに、とても強い協力者が向こうにはいるだろうし。ちょっと、あの子の事を置いときなさい。あ、後、杏樹はきっと、あっちの寮の大晦日&新年パーティーにでるわよ」

強い協力者って?
あっちって、どっち?
まぁ、一緒にご飯は食べないって事か。
残念...
折角作ったのに...