その言葉に「…はは」乾いた笑いしか出来ないのは仕方ない。




「特に数学だな。わからないところがあったら聞いていいんだぞ?」

「いや、あの、はは…」

「わからない部分を放置するな。解決しなきゃ意味ないからな」

「ですよね」




授業はわかりやすい、と思う。細かい部分まで指導してくれてるし。

ただ私には基礎応用力がないというか…、とりあえず馬鹿なんです。




「いやもう、本当にすみません」

「謝らなくていい。まあ今後伸びていく可能性だって十分にあるからな」

「…はい」

「あとは進学についてだが、前に聞いたときは高校はここ近辺がいいって言ってたな。とくにやりたいこともない、って言ってたが、…今はどうなんだ?ないのか?」

「…」




どうなんだ?私に問い掛ける担任。ああ、そうだった。そんなこと言ってた。