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「お姉さん、一緒に遊ぼう!」

「良いよ。なにして遊ぼうか」




小さい子って人懐っこいから、こっちまで笑顔になれる。

膝を折って、エプロンの端を引っ張ってきた女の子に目線を合わせた。


すこしだけ「えっとねえ…」考えるように下を向くと、それから、ぱっと顔を上げた。

その顔には笑顔が浮かべられている。楽しそうで良かった。




「お姉さん、みんなで鬼ごっこしよう?」

「みんなで?」

「うん。早苗ちゃんと美波ちゃんも誘おう!」

「…みんなで、やりたいんだね」

「うん、行こう!」




クスリと笑った。