私は、葵が好きだよ。 小5の時に葵も好きって言ってくれたけど…あれは、もう終わっちゃったのかな? 「はぁっ…はぁ…」 「こんくらいで息きれんじゃねぇよ」 「うるっさいっ!」 私は急に顔が赤くなってきた。 「葵…私、葵がまだ好――「デート」」 「デートはいく。…泊まりだろ?」 私は、勢い余って…葵が好きと、想いを伝えそうになっていた。