「俺は、紗菜を愛してんだよ…もっと早く言いたかった———」


それだけ言って、寝てしまった葵。


なんでっなんで!!


なんで、今…言いたいこと全部言うの!?


もう、涙が止まらないよっ…。


「あおっいの…ばっか!」


私は葵がまだ好きなんだ。