「今言ったって遅いんだよ」


「…そう、か。じゃあ、いつか奪いに行く…」


「へ…?」


葵はそういって眠りについた。


葵の馬鹿!!…もっと早く気付いてよ。


私は、葵のことずっと好きだったのに。


なんで、こういうときに言うのよ…。