「紗菜ちゃん!?」 私のところに一番に来てくれたのは意外にも早紀さんだった。 そして、吐いたんだ。 「あんたは、私の敵だから。早めに潰そうと思ってね?…ふふ。」 そう言って、私の頭に石を叩きつけた。早紀ちゃんの目はくるっていた。 なんで?…苦しめるのはいいよ? けど、なんで…。なんで石を? みんな、気付いてないの?なんでよっ。 「あおいっ…」 私は意識を手放した。