_ 「たくとーっ」 ...拓斗...。 久しぶりに聞く声。 いつしか君は僕の名前を 呼ばなくなった。 「ごめんね、遅くなって! たくちゃんに褒めてもらおうって 浴衣着てきたんだよ、ねぇ、どう!?」 美緒...。 嗚呼、もしかしたら。 君が僕の名前を呼ばなくなったのは 僕が君の名前を呼ばなくなった からなのだろうか。 「...うん、まぁ、可愛い。」 「"まぁ"って何よ!?」