空回りな僕等【完】




すると、なにを思ったのか、ぴたりと隼人の足が止まった。

思わず視線を上げた。
未だに、ずるずるとなにかを引きずる自分の頬は熱を持ったままだった。




「友梨って人に言われたこと気にするタイプ、だろ」

「え」




そのまま私を振り返った隼人は、少し屈んだ。




唇が、触れた。