空回りな僕等【完】




気にかけてくれた隼人には申し訳ないけど、今絶対に、自分の顔は赤くなっている。

現に、熱い。じりじりと頬が熱い、から。

こんな顔をさらけ出すわけにはいかない。不細工には不細工なりのプライドがあるんです。




「…なら良いけど」

「、」




ぽつりと返された言葉。隼人の声は、いつもよりトーンが落ちている気がした。

ずくんと痛んだ胸に、まだ顔は上げられない。