ある日の事よ。
あの人を見かけた。


1人の女と仲が良さそうに、
笑って歩くあの人を見かけたの。


なによ。ズルイわ。
私とは、そんな風にデートしないじゃない。


赤い着物が良く似合った女。
そんな着物が好みなのね……。


悔しいわ。
ヒドい……。


でも、いいわ。
私が、アナタ好みの女になってあげる。




悔しくて、ツラいけど
仕事は頑張らなくちゃ!

着物の修繕に精をだす…。