お姫様のオオカミ

「先生…」

声を掛けた。
先生は私の声を聞くなり、すごい勢いで来た。

「なっ…なんですか」

「春瀬さん、あなたはバカなんですか?そんなに目が腫れるまで泣いて、水分不足で日射病…。死ぬ気なの?」

すごい勢いで私を責めたてた。
そういえば、屋上で泣いて…ボーッとして…
日射病だったんだ…

「もしあいつが見つけなかったら、病院行きだったんだからな」

あいつ…
先輩のことかな?
…なんであの場に先輩が?

「とりあえず大丈夫だけど、安静にしてなよ。あいつが言ってたろ?」

「…そっそうですね。じゃあまたベッド借ります」

「へーい」

とりあえず安静にしてよう。
まだ頭痛いし、…思い出したくないし…