お姫様のオオカミ

下駄箱まで来たところで手を離してくれた。

「玲央、さっきの子たちはいいの?」

なんか話してたみたいだし…

「別に。勝手に群がってきただけだし」

それはなんか想像つくな(笑)

「…ったく、どいつもこいつも面倒な奴だ」

「すっすみません…」

「詩音は悪くねぇよ。つか、簡単に謝んなよ」

「はっはい…」

不機嫌になってる。
どうしよ…

「さて…決めたっ!詩音、イメチェンしねぇか?」

「イメチェン!?なっえっ?」

イメチェン!?無理だよ!!私なんかイメチェンしたところで…

「よし、行こう」

また有無を言わせずに腕を掴んでどこかへ向かっていった。