ヘリですぐ“旧・空ランク寮”に向かった。
寮の近くのヘリポートに降り、俺たちは草だらけの道無き道を走った。
「これ…!」
“旧・空ランク寮”の前に、ちやの携帯が落ちてあるのをそうまが見つけた。
おそらく、あの開いてる窓から投げられたんだろう。
ここにちやがいる。
「ちや…!!」
俺は力の限り扉を蹴った。
バンッと音が鳴り響き、ギギギ…と扉が開く。
「………っ!」
目に飛び込んできたのは
男がちやにナイフを向けているところ。
こうしている間にもナイフとちやの距離はだんだんと近くなっている。
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