イケメンばっかに囲まれて☆




---ちやside---


あれから何分たっただろうか。
結局なにもできないまま、時間だけが経っていた。


「はぁ……。」



ぶるぶるぶる.....



突如ポケットに入れていた携帯が震えた。


今、部屋におじさんはいない。



チャンス……!

携帯を持っていたことを忘れていた自分を少し叱咤しながら、電話に出ようと試みた。
腕は縛られているので、体をくねらせ携帯を床に落とし画面を見る。

表示されたのは


“トシ”……!?


ナイスタイミング!

…とにかく出ないと。
だけど、後ろで腕を縛られながらの画面のスライドは思った以上に困難で…。


あ、切れちゃった……。

もたもたしているうちに着信中の画面は消えてしまった。


ぶるぶる.....