「ちやちゃんなら、だいぶん前に出たよ♪」 るまはパンを頬張りながらのんきに答えた。 は………? なんで? ってゆうか… 「ヤバくね?」 「僕も思った。」 ケイもおれと同じ考え。 「なんでー?」 「特待生だから。」 「どうして特待生だとだめなの?」 「…まぁ、大丈夫だろ。校舎までのバスもあるし。」 口ではこう言ったけどほんとは イヤな予感がした。 「そうだといいけど…。」