私は、顔を洗いに行っているケイとまだ起きてこない4人と鉢合わせしないように急いで寮の大きな門を開けた。
いい天気。
もうすでにいろいろあったけど、今日は学校初日!
がんばらなくちゃ…!
私は門のそばの警備員さんにあいさつをし、気合をいれて歩き出した。
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「ケイくん、朝ごはんできてるわよ。」
「ありがとうございます。…あれ、ちやちゃんは?」
「なんだか慌ててね。もう、学校に行っちゃったわよ。」
「え、1人で?」
「ええ。…どうしたの?」
「あ、いや。……特待生が1人で出歩くのは危険じゃないですか?」

