「七瀬さん。おはようございます」

朝食を食べに、一階にあるあの食堂へと行った。
朝の7時だというのに、ばっちりのお化粧で七瀬さんは朝食を運んでいた。


「おはよーって、どうしたの!?その隈!」

「あ、大丈夫です、大丈夫です」

「眠れなかった?」

「はい…。」


眠れなかったのは、確実にアイツらのせい…。
初対面でいきなりほぼ裸を見られてしまった昨日。
その日1日を振り返りなかなか寝付けなかった。

しかも、寝るベットは天井付きのお姫様ベット。そして、広すぎる部屋。


「まぁ、そのうち慣れるわよ」