結婚できるの?

「じゃあ、お水でいいですか? 私が飲みたいから」


亜里沙は二つのグラスにミネラルウォーターを注いだ。


「言ってくれれば俺がやるのに。亜里沙ちゃんは休んでなよ」


毅が立ち上がって亜里沙の傍まで来た。

毅は二つのグラスを持って、ローテーブルまで運ぶ。

二人はローテーブルを挟み、向き合う形でカーペットの上に座った。

ゴクゴクと水を飲んだ亜里沙は、全身の力が抜けたように壁にもたれた。

見ている毅はソワソワと落ち着かない。