その夜、亜里沙と陽太は2時間ほど話して別れた。 二人とも終電にギリギリ間に合う時間だった。 話し合いの最後は、互いに相手の幸せと今後の友情を願い合って。 握手で幕を閉じた爽やかな別れ――。 しかしそれは、あくまでも表面上だけのことだった。