【完】*想い人*~永遠に君と~

実習は3年までのうちに終わらせた


瑠夏さんのお願いもあり先生達を説得して就職が決まった


あたしが住んでる所から近いってのもある


「優斗にはたくさん迷惑掛けてるね」


「俺は苦に思ってない。俺こそ相手出来なくてごめんな?」


優斗はポンポンとあたしの頭を撫でながら謝って来た


「あたしはこうやって一緒に居られるだけで良いよ」


優斗が頑張ってるからあたしも頑張ろうと思うの。


単純だよね…。


「でも、杏莉、頻繁に告白されてるらしいじゃん」


「えっ…?何で知ってるの?」


教えてないのに…


「証言人は何人もいる」


愛花達だな…。


「でも、ちゃんと断ってる!!」


「本当…?」


「本当だってば!!あたしは優斗しか興味ないもん」


あたしはプイッと拗ねてみた