【完】*想い人*~永遠に君と~

「本当、ありがとう」


ニコッと笑って喜んでくれた


「喜んでくれて良かったよ」


杏莉の頭を撫でながら嬉しさがこみ上げる


「杏、もう一つ…」


杏莉をソファーに座らせ俺は杏莉の目線に合わせ手を握る


「なぁに…?」


杏莉はいきなりのことで不思議そう


「これ…貰ってくれるか?」


先ほどよりは小さいラッピングされた箱を渡す


「また、開けて良いの?」


今度は俺が不安になりながらも小さく頷いた


そしてゆっくりその箱を開ける


「えっ…?」


中身を見た杏莉は驚きを隠せないようだ


そして、その中身を取り出し杏莉の指にはめる


はめてから改めて杏莉の手を握る


「杏、結婚して下さい…」


……言えたっ。


だけど、杏莉は何も言わずに固まったまま。