今日は病院に行く日


未優さんが付いてきてくれるらしいけど…


凄く怖い…。


もし、未優さんがこの前言ったことが本当なら、あたしはどうしたら良いの?


「杏、準備出来たか?」


優斗も心配らしく気を遣ってくれる


「うん。後は未優さんが来るだけ。」


優斗は仕事らしく未優さんが来たら行ってしまう


忙しいもんね…


丈瑠さんの弟子である優斗は人気があるらしく働きっぱなしらしい


少しは休んだって良いのに…


――ピンポーン


「姉貴来たみたいだから迎えに行ってくるな?」


優斗が居なくなった部屋に1人はとても心細い


「杏莉ちゃん、おはよ」


「未優さん、おはようございます。すみません。忙しいのに…」


「良いのよ。気にしないで。未杏は保育園に預けてきたから大丈夫。」


あたしの頭を撫でながら答える