大学生の僕。



今はたくさんの仲間に囲まれて

毎日それはもう忙しい。





「千秋、これなんだー?」



「はい?」




先輩に呼ばれて行ってみると

僕宛の白い便箋。



差出人は書いてない。





「今時、ラブレターか!?」



「まさか!そんなんじゃないですよ。」



「千秋ならあるかもな。」



「うるさいですってば。」






からかいだした周りをよけて

空いた空間で中身を取り出す。