「面倒だから…かな」



「なぁに、それ?」



「僕には必要のない場所なんだ」



「ふーん…」






季節は秋に差し掛かっていた



木々も色をつけて

きらきらと輝いて見えた





「変なの」






暖かい彼女の笑顔