friendly love

生まれ変わっても、あなたとまた逢いたい。

僕も、そう願ってみても良かったのかな。

未来を見ることをあきらめた僕は、許されるのだろうか。

そんなに簡単に時間は戻せないはずなのに。

僕は、またルウのとなりに、帰ってきてしまった。







「ココ。オレと一緒に店、始めよう」







嬉しかった。

生まれてからずっと、どんな時も、ふたりで一緒だった。

同じ夢を抱いて、お互いに負けないようにと、勉強を重ねた。

格好いい、ルウ。

いつからか、僕は、君のことが憧れになっていた。

背が高くて、低い声がきれいで、髪を梳く指先が長くて、いつも自分の志をその瞳に宿していて。

ルウと一緒に、だいすきなことを仕事にできるなんて、夢みたいだった。







だけど、僕は、逃げてしまった。

自分が変われば、それで良かったのに。

ルウに、相談することもできたのに。

お客さまと。

人と対話することが苦手だった僕は。

ルウと働き始めてすぐに、僕を消そうとしてしまったんだ。