friendly love

「ルウ・・・?」

「・・・ん?どうした?ココ」

「ちゃんと・・・食べてる?」

「え?あぁ、食べてるよ、大丈夫。お客さまが、おいしい食材、いっぱいくださるんだよ」

「そっかぁ・・・。良かった・・・」

「うん」

「・・・って、あれ?」

「ん?」

「ルウ・・・お料理できるようになったの・・・?」

「あぁ、ほら。切って、炒めて、煮込んでだからな、簡単、簡単!」

「もしかして・・・毎日、お鍋・・・?」

「あぁー!でも、やっぱ、ダメだわ、一番食べたいもの、食べてない」

「え・・・?」

「・・・ココ」

「あぁー!!!」

また、スイッチ、押しちゃった・・・。

「ねぇ、あと何日?ねぇー、オレ、帰れるまで何日ー?」

「えぇ?あと一週間でしょ?」

「もー、やだー、終わろーよー!」

誰だっけ。

さっきまで、僕が尊敬してた人は。

「もう、ルウ、そんなことばっかり言ってたら、弦さんに言うからね」

「・・・えっ!?あ・・・や・・・それはダメ!」

あれ?

冗談のつもりだったんだけど、もしかして・・・。

「もしかして、ルウ・・・」

「ん?」

「弦さんが怖いの・・・?」

「あ・・・いや・・・それは・・・」

図星・・・みたいですね。

「弦さんー!」

ふふふ。

ちょっとイタズラ。

「んー?どうしたん?ココちゃん」

・・・ガチャッ

あ・・・僕、ちょっとベッドの上でごろごろしすぎ?

「わっ、ほんとに来た!!」

電話口からルウの声が聞こえてる。

「・・・はい、弦さん、どうぞ」

僕は、そっと、電話を渡してみた。

弦さん・・・お話するのかな。

「・・・食べてもええ?」

・・・え・・・。

「ダメー!!!」

「え?弦さん、盗み聞き?」

ルウの叫び声と。

僕の疑問と。

どっちが先だったかな。